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筑波海軍航空隊記念館(笠間市)映画「永遠のゼロ」のロケ地を見学!

観光

茨城に住むらっぴーです。

筑波海軍航空隊記念館は、戦争に関する記録の収集や公開を行っている施設です。

映画「永遠のゼロ」のロケ地としても使用され注目を集めました。

永遠のゼロを撮影した部屋は、まるで映画を観ているような臨場感があります。

そして戦争とはなにか、命の尊さなどを改めて考えさせられます。

筑波海軍航空隊記念館とは

記念館・航空隊・映画ロケ地

■筑波海軍航空隊記念館とは?
筑波海軍航空隊の跡地を活用して、戦争に関する記録の収集、戦跡の保存、公開を行っています。

■筑波海軍航空隊とは?
戦闘機などの操縦訓練を行う練習航空隊のことです。
しかし戦況悪化により特別攻撃隊も編制され、特攻の訓練も行うことに。
のちに「神風特攻隊筑波隊」として、多くの尊い命が特攻によって失われました。

■映画「永遠のゼロ」ロケ地
2013年に公開された映画「永遠のゼロ」のロケ地として使用されました。
撮影された当時の様子をリアルに再現されています。

 

筑波海軍航空隊記念館情報

  • 名称:筑波海軍航空隊記念館
  • 住所:〒309-1717 茨城県笠間市旭町654
  • 電話:0296-73-5777
  • 開館時間:9:00~17:00(最終入場16:00)
  • 休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)と12/29~1/3
  • 入館料:おとな(18歳以上)500円
    こども(小学生以上)300円
  • 駐車場:有 無料
    ※「県立こころの医療センター」門入って右側
  • HP:https://p-ibaraki.com/

 

筑波海軍航空隊記念館の観光コース

ここからは実際に筑波海軍航空隊記念館に行ってきた様子をご紹介します。

 

旧司令塔部庁舎

こちらが筑波海軍航空隊の旧司令部庁舎です。

 

 

旧司令部庁舎は、昭和13年に建築されたもの。

船を模した形で海軍を象徴しています。

 

 

館内に入ると、当時の造りのままになっています。

 

 

昭和を彷彿とさせる雰囲気の廊下や階段。

 

 

階段を上がった2階に、映画を撮影した部屋があります。

行ってみましょう。

 

「永遠のゼロ」撮影ロケ地

筑波海軍航空隊記念館で、映画「永遠のゼロ」の撮影がされました。

 

 

映画では海軍病院の設定で、ロケを再現した部屋があります。

こちらの部屋です。

 

 

 

「永遠のゼロ」に出てきたシーンが、見事に再現されています。

 

 

 

 

小物まで忠実に再現されてますね。

他にも、司令室があります。

 

 

 

逆光で見えにくいですが、司令官の机などが置かれています。

再現性の高い各部屋は、映画を体験しているような臨場感があります。

 

展示室

展示室には、戦争当時に使用されていたものや写真などがあります。

こちらは当時の様子がわかる写真。

 

 

「神風昭和特別攻撃隊」と書かれた旗もあります。

 

 

「七つボタン」の制服。

 

 

飛行学生の教科書の一部など、貴重な資料もあり。

 

 

零戦

展示室には、零戦も置かれています。

こちらは零戦21型の後部胴体。

 

 

ボロボロの状態。まるで戦争の悲惨さを示しているようです。

 

 

お土産

館内で、お土産を買うことができます。

 

 

航空機のクリアフォルダがたくさんならんでます。

他にも、カラフルなTシャツがなどがあります。

 

 

館内を周り終えたら、屋外を散策してみましょう。

 

号令台

屋外にある号令台です。

 

 

当時のままのものです。

ここに多くの隊員が集合したのかと、想像が膨らみますね。

 

 

筑波神社跡

敷地内には、神社跡があります。

 

 

四角形の岩石が、筑波神社の社殿です。

 

 

社殿がないのは、敗戦後に米兵の報復を恐れた地元の人たちの手によって壊されたと言われています。

しかし当時は多くの隊員がここでお参りをして、心強い存在であったことでしょう。

 

 

慰霊碑

入口門の近くに、慰霊碑があります。

この慰霊碑はぜひとも読んで欲しいです。

 

 

一部抜粋します。

君は信じられるだろうか

ここを巣立った若者達が広域各地に勇戦敢闘しその殆どが南溟の空に散ったことを

数多の者が神風特別攻撃隊員として一命を捧げたことを

 

ここで訓練した若者のほとんどが、神風特攻隊として命を捧げ海の上で散りました。

戦争とはなにか、命の尊さを改めて考えさせられます。

 

筑波海軍航空隊記念館の行き方

筑波海軍航空隊記念館の行き方は、主に3つあります。

  • 車で行く
  • 電車&バスで行く
  • 電車&タクシーで行く

 

車で行く

北関東自動車道「友部IC」から約7分。

常磐自動車道「友部SA スマートIC」から約15分。

 

電車&バスで行く

JR常磐線・水戸線 「友部駅」で降車後、茨城交通バスに乗車。

  • 「県立こころの医療センター」降車 ※平日のみ運行
  • 「友部第二小学校前」降車 徒歩10分

バス乗り場は、友部駅南口です。

友部駅 → バスに乗車 → 筑波海軍記念館

 

電車&タクシーで行く

JR「友部駅」で降車してタクシーで約7分。

※友部駅南口にタクシー乗り場があります

友部駅 → タクシーに乗車 → 筑波海軍記念館

 

戦争に関する物語

戦争の悲惨さを知ってから記念館に行くと、感情的な思いが込み上げてきます。

戦争がどれだけ残酷なものか、当時の訓練生に対する思いや悲しみなど、胸が熱くなります。

実際に私も映画「永遠のゼロ」を見てから筑波海軍航空隊記念館を訪れました。

そして、戦争への苛立ち、命の尊さ、今私にできることはなにか、などを考えさせられました。

感情的になるのは悪いことではなく、世界平和と自分の考えを変えるきっかけになると思います。


「永遠のゼロ」は、特攻を舞台に人の弱さや真の強さを描いた作品。
戦争時代に生きる意味を教えてくれます。


「この世界の片隅に」は、戦争中の日常生活を描いた作品。
空襲に襲われる残酷な現実と、ひたむきに生きる人々の強さに涙が止まりません。

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